2010年10月23日土曜日

日常生活におけるSN比

日常生活におけるSN比

SN比というのがある
信号雑音比 (signal-noise ratio)の略
電子回路やオーディオ機器とかで使う

ざっくり言うと
信号の大きさ:雑音の大きさ
の比率


サービスの品質管理の手法として
製造業由来のタグチメソッドについて
調べててでてきた

そういえば
高専時代にスピーカー自作してたときにも
SN比扱ったなぁ、なんて思い出して
少し頬が緩む



求めるものとそれ以外のものの比率だから
これは品質を表わす概念

これを日常生活について
当てはめて考える

例えば
ネットサーフィンをしている時
SN比は、まず最初のページが求めていたものと同じが違うかで
1か0になるので、大きなばらつきがあり
ネットサーフィンの時間が進むにつれて、一定値に収束していく
と考えられる

で、ぼくがネットサーフィンをした経験から仮説として立つのは
例えば、10分から30分くらいまでが最もSN比が高く
それ以降は、SN比が低下の一途をたどり
一定時間を越えるとネットサーフィンの品質がどんどん下がる


もしかしたら
人付き合いとかもそうかもしれない

そのように
ある行為に費やす時間の効果が高いスイートスポットが
一定の範囲にある、という品質の構造は
主に未知を多く含む場合で
未知の獲得に価値がある場合

博打も同じように考えることができて
ということは
最初の数時間とかで価値を引けなければ
もうスイートスポットは外れてしまう、のか


そうか


まぁ生活の品質をSN比と
スイートスポットのモデルから考えると

安定感のある価値を中心に
娯楽をそのスイートスポットを越えない範囲で混ぜる、というのが
よいのだろうな


そして
タグチメソッドの観点から生活のコントロールを考えると
まずは、バラつきを抑えるのが第一

つまり
娯楽の時間は、多くても少なくてもいいが
毎日でのばらつきを減らすこと

次に
目標値に娯楽の時間をコントロールすること

・・・

・・




そういう順序になるな
ふーん





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