2010年7月16日金曜日

A4一枚何分で読める?

A4一枚何分で読める?

サービスの生産性について考えるのが研究なのですが
これが思いのほか闇が深い、というか
どう取り扱ったらよいかわからない、というか


A4のプリントした資料があるとしよう、
まぁ本の一ページでもいいんだけど

で、そこにはA4一枚なら、1000字前後の文字が書いてあって
ぼくらに何かを教えてくれるわけだ

でそこで、読書の生産性というか
ややこしいので”読書の効率”と言おうか、
これ考えると
「何分でどれだけ読めるか?」ということを考えることになる

費やした時間と読書の効果、例えば得られた知識とか が入力と出力の関係になっているから
読書の効率=読書の効果/費やした時間
=読書量×読書の質/費やした時間


で、問題になるのが「読書の質」
これが測定できない

時間は測れる
読んだ文字の量も測れる
でも、読書の質を計測できない

ただ文字を読んだだけで
ほとんど頭に入っていないような読書というのを
質はほぼ0だと考えられるなら、
いくら時間を費やしても、文字を読もうとも、まったくのムダということが考えられる

ーーー
少し視点を変えてみる

必要性のある知識というのは
その知識がなければ、できない何か出来事に直面しているため
読書の質は、必要な知識が得られたかそうでないかで、概ね把握できる

一方、
娯楽や趣味としての読書では
その質を判定する、というよりはよい時間を過ごせたかどうかで
読書の質を感じ取る

ぼくが問題に思っているのは
文字を通して、知識なり情報を入れることは必要なのだが
とりあえず読んだだけで、済ませてしまっていることが
余りにも多くないか?ということだ

国語のテストのように
何かしら問題があれば、質の測定もできるのだけど
読む前に設問を用意するのは、容易ではない

・・・と思ったけど
もしかしたらそうでもないかもしれない
その本を表す、基本的な質問というのを
作れるか?

この本の主たる主張はなにか?
とか
この本はどういう構成になっているか?
その意図はなにか?
情報の確度はどれくらいか?

あー
なんか作ってみるか







 

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