2016年12月4日日曜日

初等ゲーム開発

ゲームって、音楽、映像、ハード、ソフトっていう現代のあらゆる要素を詰め込んだアートだと思うんですよ。しかし、それだけにあまりにでかくて大変なわけです。チームで作るのも当たり前で、開発費めっちゃかかるみたいな。一方、現代のソフトウェアの進歩って結構すごくてある程度のことは、そこまで技術がなくてもいけちゃうみたいなところがあって、もっとゲームを作ることが身近になればいいなぁと思って、各要素を網羅的に書きたいと思います。

アイデア

そもそもアイデアがないと意味がない。アイデア出す方法はブレストなど色々あるが、いいトレーニングは芸術をやるのがよい模様。フォトレアリスムから絵画を勉強するのがいいのではないかと思っている。実験中。

ソフト


コードはいらない。ブロックを積んで作れる。子供向けに開発されプログラミング教育で使われているもののその能力はあなどれない。コミュニティサイトによる豊富なソースと作例が魅力。プロトタイピングにも使える。

2. ティラノビルダー


http://b.tyrano.jp/
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ノベルゲーに特化した開発環境。コードはいらないが、Javascriptで作り込むこともできる。ノベルゲーとして立ち絵の差し替え、文字、コメントなどの挿入、削除が非常に容易。Javascript互換のスクリプトやクリッカブルマップによって応用の幅もある。スマホでアプリストアにもあげることはできるようだが、ストアに上げるには一手間かかりそう。

3. AppInventor

http://ai2.appinventor.mit.edu/
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MITによるコードのいらないAndroid開発環境。上記の2つとの大きな違いは、Androidネイティブ機能が使えること。Bluetooth通信、Webデータベースなど本格的な機能が手軽に実装できる。アプリ向きで込み入ったゲームを作るのは難しいと思われる。apkファイルの書き出しが容易なのでストアに配信しやすい。Webサイトでは、ファイルがでかくなりすぎると動かなくなるので、ローカル用のAppinventorUltimateというのもある模様。英語である。

4.Stencyl

http://www.stencyl.com/
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無料でもある程度作れるがアプリを作成するのが有料? ブロックを積んで作れる。簡単ですごい。英語である。

ーーープログラミングの壁ーーーー

5. Intel XDK

https://www.xlsoft.com/jp/products/intel/xdk/index.html?d=tm
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HTML、Javascript、CSSを使ってアプリを開発するためのIntel謹製の開発環境。英語。なぜか日本語の開発記事が少ない。Apache Cordovaによりローカルなデータベースやカメラなどスマホの機能も利用できる。XDK上から直接ストアにアップロードできるハイパー便利なやつ。



ーーー3Dの壁ーーー

5. Unity、UnrealEngineなど
ぐぐれば色々でてくるので割愛。


音楽

結局のところ、我々素人が音楽を作ること自体に問題がある(爆)。魂で勝負するしかない。

ーーー直撮りーーー

スマホなどで直撮りするのだ。歌え。叩け。楽器があればなおよい。PCでは、USBインターフェースがあれば便利な録音ができる。

Macならガレージバンド一択かも。

ーーーDTMーーー

1. ピストンコラージュ

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DTMソフトの中ではずば抜けて簡単なのがいい。一つの画面で和音が作れないので重ねて作る。ピコピコ音が作れる。ゲームにピコピコ音は相性がいい模様。
実はXEVIOUSなんかを研究すると、少ない音でも手短に世界観をだせるというのがある模様。

別記事:XEVIOUS SYSTEMについて


2.StdioFtnScoreEditor

http://studio-arts.bglb.jp/studio-ftn/
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楽譜ベースで作るならこれが簡単。音はあんまり選べないかも。

3.他の多機能DTMソフト

複雑なソフトはいっぱいある。いい音は有料かも。

ーーー素材をもらってくるーーー

著作権切れのクラシック

昔のゲームはクラシックをよく使っていたらしい。

魔王魂

http://maoudamashii.jokersounds.com/
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SEが使えすぎてやばい。とりあえず、ここからもらってきてなんとかすればいいんじゃないだろうか。

画像・動画

直撮り

とりあえずスマホで直撮りすることもできるし、うまくやればクレイアニメみたいなのもできるんだろうけどゲームとしてインタラクティブに使うにはやりにくい印象

ドット絵

やはり、ドット絵は便利。うまく描けないという問題点が。フリー素材をもらってくるも、結局世界観のために作り直す羽目になるかも。

GIFCAM

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これがすさまじく便利。昔のゲームは画面が止まらないように、背景やら画面の隅やらに細々動く画像を仕込んでいたが、これをGIFアニメのはめ込みで再現できる。GIFCAMは範囲内にキャプチャしたものを連番アニメGIFにまとめてくれる。Inkscapeと一緒につかうと超便利。

Inkscape、Gimp

画像加工用フリーソフトの大家。大家すぎて説明割愛。


ハード

ゲームのコントローラーもゲームの重要な要素になってくる。自分で作ることもできる。

Arduino Leonardoでキーボード、マウスに擬態

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Arduinoというマイコンのうち、Leonardoというタイプはキーボードやマウスの信号を発信することができる。当然、スマホにもつなげる拡張性の高さ。Arduinoはコードも簡単だし、コードを書かずに住む、BlocklyDuinoというのもある。あと、スクラッチ(S4A)でも動かせる。アナログスティックや加速度センサーも利用できる、Arduino。

Arduino シリアル通信 + Processing

シリアル通信を使ってPCと連携する方法。受け取るのは、Processingだと比較的簡単だけどそれでも面倒。

RasberryPi、またはOrangePi

Linuxやrasbianの動くラズパイもいいかも。ラズパイでゲームボーイ作る作例あったりする。



まさかゲームのコントローラーまで簡単につくれる時代になるとは思わなかった。
とりあえずゲーム作ろうぜ!!




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