2010年7月21日水曜日

実戦形式は運の分、自分の実力を過大評価する

実戦形式は運の分、自分の実力を過大評価する 

成長するためには、よかったのか、悪かったのかが分かる必要がある
と考えている

それで少し昔のこと、中学生の時を思い出してゐる
卓球部で一応、部長やったこともあり、練習メニューを考えていたが

その頃の基本的な考え方は
”実践あるのみ”
だった

とりあえずやっとけとけば
強くなるだろ、みたいな


しかし
あまりうまくいってはいないだろう
僕のあとで卓球部が強くなる、なんてことはなかったから

何がダメだったのか
実践形式で戦い続けるだけでは、強くならないのか?

成長するためには、よかったのか、悪かったのかが分かる必要がある
という発想に基づいて
実戦形式の練習を振り返ってみる


練習では
例えば、連続してスマッシュ(強打)を打つ練習ならば
きちんと打てたら、それはよいことだし
台から外したら、悪いことだと
はっきりとわかるが


実戦形式では、運の要素が入ってくる
よかったこと、悪かったこと、運がよかったこと、運が悪かったこと
実戦の場では入り交じっている


試合ではスマッシュ一つ外したとしても
それが自分のせいか、相手のせいかわからない

そのせいで
試合しても結局、勝った負けたとそれに付随して
相手と自分の強い・弱いくらいしかわからない

実戦形式では、
勝つことがよいこと、負けるが悪いこと
という指標が支配的になり
勝った、負けたはただの結果でしかないから学習できない

少なくとも
実戦形式をやったなら
それを振り返ってみて
失点のうち、どれとどれとどれは防げたと思えるけど
現実は防げなかった、なぜだ?
とかやんないとだめだな








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