2010年11月9日火曜日

ちょっとした欝日記

ちょっとした欝日記 アトピー闘病


いや
今日はちょっとセンチな気分

ガーゼや包帯をとめる時に使う布テープの匂い
そしてなつかしい膿の匂いが
ぼくに昔を思い出させる


なんか伸縮して通気性のある布テープ
正式にはメッシュポアテープというらしいけど

それにとてもよくお世話になった
ぼくはアトピーだから



なつかしい…
小学生の頃は毎日のように
ガーゼを張替えていたなぁ

患部は足の甲、膝、尻、腕の甲など

それで
まず朝起きて、各患部に貼ってある布テープをバリバリ剥がしガーゼを貼る
で学校行く前にまた剥がして新しいガーゼを貼る
で学校から帰ってきたらまた剥がしてガーゼを貼る
で寝る前にまた剥がしてガーゼを貼る

とにかく
ガーゼをたくさん張り替えるんだ

なぜって?
なんかよくわからない体液か、あるいは膿のようなものが
どんどん染み付くから

そして張り替えないと痒くなる
ちょうかゆい

そして万が一掻いてしまえば、めでたく出血、皮膚はボロボロ


そんなわけで小学校の頃は
ぼくの母は毎日、せっせこせっせこと、ぼくの体のガーゼを張り替え
食べ物を気遣い、生活習慣に気を遣い
時には熱く絞った濡れタオルでぼくの患部を拭いてくれた


なつかしい思い出です
それで今日、しばらく落ち着いていたこの手の症状が
石川の気候に対応できていないのか
少しばかりですが出てきて

あまりにかゆくて寝れませんし
そしてあまりにかゆいとので、気が狂いそうになりますので
またガーゼさんと布テープさんのお世話になるようになったわけです

それは
小学校以来なわけなので

あぁぼくも母の手から離れて
自分でこれから自分の体のメンテナンスをやっていかなければいけないんだなぁ、と
そういうことを感じて、ちょっとセンチなのです

ガーゼの匂いは、
ぼくにとっては痒さと辛さ、かゆすぎて頭爆発の象徴ですが
それと同時に母のやさしさと与えられた安心の思い出でもあり
以外と嫌な思い出ではないんですね


あー
そういう意味では
苦しいことと、嫌なことは別の次元の話なのかもしれません



なんかまとまんないけど
おわり




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