2010年7月30日金曜日

コスプレイヤーは自由か?

コスプレイヤーは自由か?


ええ
コスプレイヤーは自由だと思いますか?


ぼくは自由だと思うのですがw

・・・

・・



しかし
よくよく考えてみるとコスプレイヤーが自由というのは、ちょっとおかしい

だって彼らは、服装のフォーマットが決まっているのだから
ぼくらが普段着ている服よりも自由度が少ないと考えることができるじゃないか


ぼくらの普段着の方が 自由だッ!!

なんて考えることもできないことはない


だけど、どう見てもコスプレイヤーの方が
よっぽど自由に見える




一つ、思い当たるのは
ぼくらが、反射的に着る服に制限を設けているってこと

例えば、コスプレでよく使う、カツカツした原色みたいなのはあまり着ない
ユニクロに並んでるカラフルシャツ群を見ればわかるけど
原色よりは微妙に淡い色をメインに、原色みたいなキツイ色は、ワンポイントに使う
っていうのが衣服の定番らしい


そういう僕らの無意識に刷り込まれている着る衣服に対する制限から解き放たれて
着たいものを着ている(ように見える)という意味で
コスプレイヤーの人は自由だと、捉えることができる


僕らが無意識にかけている制限というのは、
周りの人を不安にさせる色使いや構成を避けているんで

そういった
周りの人を不安にさせる色使いや構成を扱っているのがコスプレイヤーで
コスプレイヤーは、ただ単にタブーを犯しているだけと言えなくもない


でも
コスプレイヤーがコスプレイヤーたる所以は
”元ネタがある、という一定のルールに基づくことで”
そういった忌避される色使い、構成を使うことによる
見る人への負担を下げてること



ぼくらの持っているタブーを堂々と破っているという意味において
コスプレイヤーというのは自由だけれども、その代償となる足かせも同様に大きい

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