限られた手札の意味

限られた手札の意味

限られた手札で勝負するしかない、というよね
それはどういうことなんだろうか

そこにある手札、
思考力、価値観、それまでの経験も手札だとしたとき


そもそも起こった結果は必然であって
ぼくは何かをできる余地はなかったのではないか
そういう疑念が湧き上がる

でも
それはおかしい
実際に、カードゲームで
あるいは、麻雀で

回ってきた手札を元になんとかするしかない
むしろなんとかしようとする


重要なことはそこ
「なんとかしようとすること」

それが勝負
なんとかできなかったら負け


ぼくの人生がゲームだとするなら
死ぬまで諦めないこと
なんとかしようとすること

死んだら負け

守りに入ろうが
攻めようが

問題があって、それをなんとかする

なんとかしたいという気持ちが
限られた手札で勝負するということ

全力を出せばいいとか
集中すればいいとか
戦略を立てればいいとか

そのような些事ではなくて
なんとかしたい、という気持ちそのものが

限られた手札で勝負するということ