2010年10月2日土曜日

就活戦略

就活戦略


さて就職活動を終えまして
一応、今回の就職活動をどんな考えで取り組んだか
についてまとめておきたい


<<基本的な戦略>>
就活では、主に2つの戦略がある。
一つは、数打ちゃ当たる戦略で、もう一つは一点突破戦略である。
単純に時間や労力は限られているので、
その限られた資源をどれだけの数の企業に割り当てるかが
この戦略の違いを生む

<<ぼくの選択>>
少数企業にアプローチする一点突破戦略を採用
昨年11月から今年10月まで約一年の間に選考を受けた企業は、5つ

<<選択した背景>>
正直言って、ぼくのメンタルは弱い
お祈りメールで泣いちゃうレベル
よって、たくさん会社受けるというのは、そもそも無理ぽwww

<<勝算>>
まず最初に考えたのは
オレが二人いたとして、一点突破戦略と数打ちゃ当たる戦略をそれぞれとったとすれば、
一点突破戦略をとった方が良いところに行けるのではないか

仮に
一点突破は、80点を3個
数打ちゃ当たるは、60点を10個
打ち出せるとすると

それぞれがかちあえば
一点突破が勝ち3、不戦負け7
数撃ちゃあたるが不戦勝7、負け3

戦えば、数撃ちゃあたる戦略は必ず負ける
数撃ちゃあたる戦略は、「戦う必要のない」隙間が多い場合には、結果的に選択肢が増えて、有効な戦略だが
競争に対しては弱い

そして
ただでさえ不況で席が少ないと言われている今回の就活では
最後に多大なリソースを投入して一きた点突破同士の戦いにしかならず
数打ちゃ当たるは、それ以前にほとんど弾かれてもおかしくない

とか、そんなことを考えながら
あと暇をつかって競争のシミュレーションをしたりしていた
結局、競争が厳しくなるほど数撃ちゃあたる戦略は全敗に近づいていく、ということだった

しかし結果でるかでないか、はそれはまた別の話だしなーとか思ってゐた


<<それでも数撃ちゃあたる戦略をとる人の背景について>>
おそらくそういう戦略を取らざるを得ないのではないか
就職先を選ぶ段階で
優先順位が付けにくい程度に
ビジョンが絞られていない?

かといって
ビジョンだなんだと考えている間に採用のチャンスもなくなっていくので
とにかく出すしかない、みたいなことになっているのか?


<<情報収集について>>
就活本とか、”こうすれば内定ゲット!!”みたいな話がたくさんあるが
ちらっと見てみたが、うさんくせーのなんの
とりあえずきちんとしたデータとってでなおしてほしい、みたいな話ばっかりで
皆適当なことばかり言っている気がしたので
ほとんど対策本のお世話になることはなかった


<<ぼくが経営者ならばどうするか>>
なぜ、どこの会社も”志望動機”を聞くのか、”自己PR”を聞くのか、よくわからなかった
入社した思いの強さを測りたければ
例えば、先着順で決めてしまってもいいだろうに
企業側は一体、何を聞きたいのだろうか・・・


そんなことを考えていたが
半年ぐらい就活やってきて、一つ生まれてきた仮説は

”志望動機”とは
その企業に入ってその本人がどのように活動するかを
企業側が予測できるようにするためのストーリー

”自己PR”は
採用担当者がその人間を選択した場合に、
採用の理由を他の役員に説明できる建前

という風に考えた。

一言でいうと
志望動機はその人の将来ビジョン、自己PRはその人のSWOT(強み、弱み、機会、脅威)
について聞いているのではないか

もし自分が経営者ならこの2点について聞ければ
採用するかしないかを決断できる。

まぁしかしこの発想は中小ベンチャーなら行けるだろうが
大量に人をとる大企業ではロジックが異なるかもしれない。

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まぁ
それくらいかな
とりあえず就活、先にあがりますねm(_ _m)






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