動作も軽快で、安価なタブレットとしてすごくいいです。
Lenovo IdeaTab A2107A
参考価格:Amazon \16,147
せっかくなので、root奪取して、プリインストールされている削除できないアプリ(ブロートウェア)の削除をしてさらに使いやすくしてみました。ブロートウェアの削除では、IdeaDesktopを削除してしまうとAndroidごと起動しなくなるようなので注意。
[目次]
1. Root化
2. 削除できないアプリ(ブロートウェア)の削除
3. 万が一の時のリカバリー (リセットボタン)
1.Root化
Root化は、Android端末の管理者権限を取得することです。
これによって、最初から入っていてアンインストールできないアプリをアンインストールして空き容量を増やしたり、オーバークロックして端末の性能を高めたりできます。
ただし、メーカー保証外の使い方になり、場合によっては、不安定になったり起動しなくなる(文鎮化)することがあります。
Lenovo Idea Tab A2107A のRoot化の手順は次の通りです。
xda-developersを参考にしました。
a. PCとタブレットをデバッグモードで接続する。
<Androidタブレット(IdeaTab A2107A)側の準備>
タブレットの設定から
・デバッグモード
・提供元不明のアプリのインストール
の2つをONにする。
<PC側の準備>
Android ADB Interfaceのインスト-ル
・Android SDKをダウンロードする。
<タブレットとPCの接続>
接続するとドライバがWindowsでドライバが検出されない。デバイスマネージャーを開くと、△の黄色いマークがついている。
これを
- 右クリック
- ドライバーソフトウェアの更新
- コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索
- コンピューター上のデバイスドライバの一覧から選択
- すべてのデバイスを参照
- ディスク使用→PCにダウンロードしたAndroid SDKを解凍したフォルダのsdk\extras\google\usb_driver\android_winusb.infを指定する。
- 3つでるので、”Android Composite ADB Interface”を選択してインストールする。
- 接続準備完了。
b.Root奪取
- A2107 Tool setをダウンロードする。
- タブレットを上記のデバッグモードで接続した状態で、"1 - 4.03root"フォルダの"root.bat"を起動する。タブレットがロックスクリーンを表示していること、PCのコマンドプロンプトの画面に”Press any key to continue”が表示されていることを確認して、Enterかなにかボタンを押す。
- 何度か再起動するが、その度に、ロックスクリーンが表示されたことを確認して、Enterかなにかボタンを押す。
- Root奪取完了。アプリドロワーの中にSuperuserが表れている。
<左から1列目、上から2段目:SuperUser> |
2.削除できないアプリ(ブロートウェア)の削除
Rootを奪取した後はNo bloat freeやTitanium Back upでブロートウェアのの凍結や削除ができる。
注意しなければならないのは、誤ってIdeaDesktopを凍結してしまうと、起動できなくなることだ。
a.リセットボタン
IdeaDesktopを削除すると、起動する時にLenovoロゴから先に進まなくなり、電源ボタンをおしてもシャットダウンできない。
またフリーズした時も同様だ。
この時リセットボタンが使える。
リセットボタンは背面上部のカバーを上にずらすようにして外し、カメラの下についている白い丸の部分にある。これを押すととりあえず強制終了できる。
<リセットボタン> |
b. Factory Mode
フリーズした時は、再起動すれば元に戻るが、IdeaDesktopを削除したりすると起動できなくなるので一旦初期化する必要がある。
ボリュームボタン上を押しながら、電源ボタンを数秒押すをFactory Modeで起動できる。
Factory Modeではボリュームボタン上が決定で、ボリュームボタン下が項目の移動になる。
”Clear eMMC”を選択して進めると初期化できる。
なお、一旦Rootを取っていれば、再度Rootをとりなおす必要はない。必要に応じて、SuperUserなどをインストールすることもできる。
---おわり---
Factory Modeではボリュームボタン上が決定で、ボリュームボタン下が項目の移動になる。
”Clear eMMC”を選択して進めると初期化できる。
なお、一旦Rootを取っていれば、再度Rootをとりなおす必要はない。必要に応じて、SuperUserなどをインストールすることもできる。
---おわり---