2010年11月26日金曜日

幸福というのもまた不毛なのか

幸福というのもまた不毛なのか


本屋を見てきた


この現代には、
体系化された宗教がありその上で、
個人が叫ぶ自己啓発の教え、そして、ごまんと溢れる「~するべき」論

ソクラテスだかアリストテレスだか
何世紀も前から語られてきてそれで未だに獲得できない、というのは
これは完全に虚構なんじゃないかという気さえする

そう
FX攻略本ばりの虚構
金持ちになれる法則ばりの虚構

儲け方にしろ、幸せのなり方にしろ
本当に正しいんだったら
とっくにその方法は全世界に浸透しているだろうに

金持ちを目指すこと、と
幸せを目指すこと

というのは
物語では
貧乏でも幸せだったとか
よく対局にあてがわれるようだが
よくよく見てみると
一つの類似を見出すことができる

日常のある瞬間だけを切り取ってみれば
”持つ者”と”持たざる者”に分かれるということ

”貧乏”と”金持ち”
”幸せな者”と”そうでない者”
という風に

それが長期的に続くかどうかは全く保証されていないが
ことに人の感覚というのは
その一瞬を切り取っておいて、それがさもこれから続くものと想起するものだ
なぜか


完全に博打にはまってるのと同じ状態だよこれは





結局のところ
幸福とまではいかないが心のの平穏を保つには
幸福などについて考えないことだとぼくは思うねw







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