えー
脂肪は筋肉より軽いと言われております.
脂肪に比べ筋肉は、約1.2倍ほど重い(※1
同じ体積なら逆に脂肪は、筋肉1に比べて、0.8の重さしかない
なぜこれが不思議なのか、というと
人体っていうのは不思議だから
まず、仮に脂肪が人間の体で”エネルギーの在庫”だとすると
密度が低いことは、在庫する効率が低いのではないか?ということ
商品なら一つの部屋に三個在庫できるのと、一個しか在庫できないのでは
3個在庫できる方がいい
でも
脂肪はそうじゃない
筋肉が1個おけるところに0.8個しかおけない
人体っていうのは不思議だから
必要ならそれは可能だったと思うんだ
重力を利用して、繊維状に編みこんで圧縮して
脂肪の密度をあげるくらいやっててもおかしくない
もし脂肪の密度が筋肉より高ければ
痩せた、太ったとか見た目はだいぶ気にしなくていいのにwしかし、そうはならなかった
なぜ?一つ、体の大きさに自由度があること
脂肪を蓄えれば、太る
これは在庫と倉庫の関係で考えるとすごい仕組みで
在庫が大きくなっただけ、倉庫が大きくなる
トヨタのカンバン方式もびっくりなシステムです
逆に言えば、そのせいで在庫を減らそう、
ここでは脂肪を減らそうという圧力が働きにくい
残念一つ、水、あるいは海という環境
ある解剖を専門にしていた医者が言うには、
人間の脂肪というのは、馬・猫といった陸上哺乳類よりアザラシとかトドといった海の哺乳類の脂肪に似ているのだとか
”密度”というのは、水に浮かぶか沈むかという決定的な要件になるので
同じ重さなら、デブとボディビルをプールに突っ込むとボディビルは沈みますが、デブは浮くのです.
そういう溺れないための配慮もあるかもしれない
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在庫という観点でいえば
運動というのは、脂肪を燃焼するという意味だけじゃなくて
動こうとしている時に、脂肪に運動のモーメントがかかって動きづらい、という状況を保てば
脂肪は減るんじゃね?ってあー
なんだっけアブトロニック?
腹に巻いとくだけのやつ、あれはそういう側面もあるのかなぁ
・・・しかし、あれは、効果あるんだろうかw
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※1:からだカルテ(https://www.karadakarute.jp/tanita/kcloseup/kcup39.jsp)
脂肪の密度=0.9g/cm3
脂肪以外の除細胞組織(≒筋肉&骨)の密度=1.1g/cm3